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06ブログ

業務システムを作る前に整理したい仕事の流れと優先順位

仕事の始まりと終わり、情報の受け渡し、転記や待ち時間を整理。機能を最初に必要・後で検討・条件確認へ分ける方法を紹介します。

パソコンと資料を使い業務の仕組みを検討する手元(AI生成イメージ)
この記事の目次

業務システムの相談は、機能一覧や仕様書がなくても始められます。「どんな画面を作るか」の前に、今の仕事で誰が何を受け取り、次の担当へ何を渡しているかを書き出してみましょう。

1. ひとつの仕事を、始まりから終わりまでたどる

会社全体を一度に整理しようとせず、困っている仕事をひとつ選びます。例えば「依頼を受けてから、担当者が完了を確認するまで」のように、始まりと終わりを決めます。

次の並びは業務を書き出すための例で、特定の顧客の実例ではありません。

  1. 依頼を受け取る:どの窓口に、どんな情報が届くか。
  2. 内容を確認する:不足を確認する人と、確認の方法。
  3. 担当へ渡す:どこへ記録し、誰へ知らせるか。
  4. 作業を進める:必要な資料と、途中の状態の記録。
  5. 完了を確認する:誰が何をもって完了と判断するか。

実際の業務では、差し戻しや例外の対応もあります。うまく進んだときの流れと、止まったときの流れを分けて記録すると、必要な仕組みを話しやすくなります。

2. 転記・確認・待ち時間の場所に印をつける

仕事の流れが書けたら、同じ情報の再入力、複数の資料の見比べ、返答待ち、更新漏れが起きる場所に印をつけます。「使いにくい」だけでなく、どの作業で何を探しているかを具体的にします。

  • 同じ顧客名や案件情報を、別の表へ写している。
  • 担当者だけが持つ情報を、その都度聞いている。
  • 最新の状態がどのファイルか分からなくなる。
  • 例外対応の理由や判断が、後から確認できない。

扱う情報の例を共有する場合は、説明に不要な顧客情報などを除き、どんな項目と関係があるか分かる形にします。

3. 機能を「最初に必要」「後で検討」「条件を確認」に分ける

最初からすべての要望を同じ優先度にすると、作る範囲が決まりません。次の3つに分け、理由を一言添えます。

  • 最初に必要:これがないと対象の仕事が進まないもの。
  • 後で検討:最初の運用を見てから判断できるもの。
  • 条件を確認:外部連携やデータ移行など、調査してから決めるもの。

「通知が欲しい」という要望も、誰へ、どの状態で、何を伝え、どんな行動につなげたいかまで整理すると、仕組みを検討しやすくなります。既存サービスで対応する方法と、個別に開発する方法の両方を考える材料になります。

4. 使う人と、運用する人を確認する

利用する人数だけでなく、誰がどの情報を見て、変更し、確認するかを共有します。導入後に問い合わせを受ける担当、設定を管理する担当、運用を見直すタイミングも必要です。

連携するサービス、移すデータ、管理方法などは、既存環境との条件を個別に確認します。この記事の項目は整理のためのもので、特定の連携や機能の実現を保証するものではありません。

相談に持っていきたいもの

仕事の流れを描いたメモ、現在の帳票やツール、困っている箇所、優先したい内容をそろえます。整理の途中でも構いません。HALOWなど既存サービスの活用と、個別開発のどちらが合うかも含めて相談できます。

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