SNSを更新するたびに投稿内容を考え、その日に写真を探していると、通常の仕事が忙しい時期に止まりやすくなります。話題がないというより、使える情報が整理されていないこともあります。
最初に、すでに持っている素材と、日々の仕事から記録できる内容を棚卸ししましょう。ここでは四週間を一つの見直し単位にして、投稿計画を作る方法を紹介します。毎日投稿や特定の頻度を全社に勧めるものではありません。
1. 投稿の候補を、四つの引き出しに分ける
商品やサービスの紹介だけでは、同じ案内が続くことがあります。仕事の過程、よく受ける質問、利用するための情報も候補にすると、何を伝えられるかが広がります。
- 提供するもの:商品・メニュー・サービスの内容。
- 仕事の過程:準備、制作、手入れ、使い方。
- よくある質問:選び方、相談の流れ、事前に知りたい条件。
- 利用案内:営業・受付・予約・アクセスなどの情報。
この分類は整理のための例です。実際に発信できる内容だけを残し、顧客の情報や公開できない作業を無理に素材へ変えないようにします。
2. 「話せること」と「見せられる素材」を組み合わせる
候補ごとに、伝える要点、必要な写真や映像、事実を確認する人を書きます。「新商品を紹介」だけでなく、「どの用途に向くかを、全体と使用場面の写真で説明」のように、制作に必要なところまで具体化します。
画像がない候補は、撮影するか、手元の資料で説明できるか、今回は見送るかを選びます。使う日が決まってから素材不足に気付くのを減らすための作業です。過去の写真は、現在の商品や提供条件と違っていないか確認して使います。
3. 四週間に、続けられる分だけ配置する
たとえば週二回を試すなら、四週間で八つの枠を用意します。これは計画の例で、推奨回数ではありません。担当者が素材を集め、原稿を確認し、実際に投稿できる時間から枠数を決めます。
一週目にサービスの入口とよくある質問、二週目に仕事の過程と利用案内というように、役割の違う内容を配置できます。告知の期限があるものは先に置き、それ以外は素材の準備状況に合わせて入れ替えられるようにします。
4. 投稿予定と、確認・公開の状態を分ける
予定表に日付が入っていても、原稿や素材が完成しているとは限りません。テーマ/素材の場所/原稿担当/確認者/投稿予定/現在の状態を同じ表で追えるようにしましょう。
状態は、素材待ち、原稿作成、確認待ち、修正、公開準備など、担当者が判断できる言葉にします。公開されたかどうかは、実際の投稿を確認して記録します。予約を設定したことと、投稿が掲載されたことは区別します。
5. 四週間後は、反応と作業の負担を一緒に振り返る
閲覧や反応の数字だけでなく、質問された内容、プロフィールや案内先への動き、素材の集めやすさも振り返ります。一本だけの結果で型を決めず、題材や公開時期などの違いを記録してください。
準備に時間がかかる投稿が続いたなら、撮影をまとめる、説明する内容を絞る、確認の担当を整理するなど、制作側の改善も検討します。空いた枠を埋めることより、読んだ人の役に立つ内容を続けられるかを確認しましょう。
SNS運用の支援内容と、発信方針と役割分担を決める記事で、投稿計画を支える準備を紹介しています。





